俳句集       割烹着・・・慟哭・・・ No1   藻川亭河童  


俳句集 【割烹着】をUPしたのが、05年8月。2年経過しました。先生の1年忌も来ました。俳句はひとつも上達していません。何も入賞していないので、墓参りの報告もできません。神楽坂リンダ姉にますます置いていかれます。泣きたくなります。


(うすもの)にピンと張りたる乳房かな

長き夜の喪服剥がれし乳房かな

サンダルを両手跣足の砂丘越へ

ルージュひく蒼い火影に黒揚羽

背流すあはせ静寂の秘湯かな

粕汁にぬくもつてたしかめる愛

吾が胸の澱を浚へて虎が雨

たちんぼのかおをよけたる風の暮

どくだみや母の教への解かるころ

ざかざかざん母に添ひ寝や梅雨出水

共存的他者と黙して新茶汲む

あかんたれしんでまたこひはるじょおん

グレンミラー重低音の氷雨よ

マラルメの残響であれ水カラクリ

数珠玉や私の耳は貝の耳

ルピナスや襦袢の襟に風薫る


水桶に映すさよなら大文字

くちなしの匂ひ拡がるみずぐるま

縁談のまとまる気配土筆和

かき氷深海色なる風を切る

盆梅はとほく戦をみてきたか



無料ホームページ ブログ(blog)

俳句集1 慟哭2

次回をお楽しみに!  2005.08.24 10:47
               2007.07.31 17:27