ふるさとおはれてはないちもんめ

鹿児島県立川内高等学校を卒業したら、ほとんど地元に居なかったので、育てて頂いた在所の生活はほんの十数年だろう。
産まれ育った処も異なるのでひとしお、のこり50数年は漂牧の人生である。
だから、故郷は何処ですか?と聴かれても困るのです。

駐輪場のメタセコイヤの遥か数千メートル頭上の雲の峰を覗くと何故か涙を隠すのに苦労します。
おやじは馬鹿でしたが尊敬します。
おっかさんは心の愛人です。
優しいふたりのDNAは確実に繋がっています。

俳句で何か賞を頂いて同胞のもとに逝きたいです。

 わびしさはちぎってはなて雲の嶺  藻川亭河童 
 棄てし郷あんなにとほゐ雲の峰  藻川亭河童
 雲の峰捨てし郷より公文書  藻川亭河童
鉄塔の涙翳める雲の峰   藻川亭河童
 恒心の無くて彼の世は雲の峰  藻川亭河童
 雲の峰メタセコイヤの桶屋かも  藻川亭河童
風踊るメタセコイヤに雲の峰   藻川亭河童
 雲の峰メタセコイヤの泪かな  藻川亭河童 

     
       


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